床矯正の紹介
お母さん 今小中学生のお子さんの歯並びが悪いんです。それは、あごの大きさが小さいからです。 原因は、遺伝によるものと以前はいわれていましたが、現在は生まれたあとの生活環境によるものという説が強くなっています。軟らかい食物が多くなり、よく噛まなくなったのであごの発育が十分できなくなり小さくなったためです。 特に上あごの発育が十分でないため、上下の歯並びが悪くなります。歯並びが悪いだけでなく、上あごは頭蓋骨(頭の骨)と直結しています。上あごが十分な発育をしないと、頭の骨も十分な発育ができません。脳が発育するスペースが小さくなります。上あごの発育は脳にも関係しているのです。 それと、鼻腔や咽頭(のどの奥)が狭くなり、呼吸・えん下(のみこむこと)に悪影響を与えます。それだけでなく、顔貌にも影響が出ます。口元がゆるみしまりのない口元になります。 7〜8歳の早い時期から、あごの成長を助けるために床(しょう)による矯正を行なえば、永久歯(一般的には第一小臼歯)を抜かずにすみます。左右対称のきれいな顔貌になります。特に反対咬合(上の歯より下の歯が前に出ている)では、5〜6歳から始めるとよいでしょう。 歯並びが良くなると、鼻疾患や呼吸器系疾患が良くなったということを耳にします。また姿勢が良くなったり、自分に自信が持てるようになります。親御さんがお子さんの歯並びに早く気付き、このようなことを認識して下さい。
同じ人の画像です。歯並びが悪い状態から、きれいになりました。
床矯正装置は、自分で取り外せる装置です。 子供さんは、大人ほど不快感はありません。食事のとき、歯を磨くときは、はずせます。来院時に歯をクリーニングしますので、虫歯を作らずにすみます。虫歯のないお子さんがほとんどです。
お母さん今一度お子さんの口元や歯並びを見て下さい。大人になり骨が固まってくると頭痛・肩こり・めまい・手足のしびれ等の症状が出る顎関節症という病気を引き起こす可能が高くなります。もし、悪いことに気付いたら早く治療して下さい。
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